先日、保護者の皆様と共に、お釈迦様のお誕生日をお祝いしました。
生まれたばかりの 可愛い仏さまが、色とりどりのお花にかこまれ 右手を上に向け、左手を下に向けて「天上天下唯我独尊」と「この世の中において 誰とも変わる事の出来ない 尊い いのち を力強く あゆんでいきます」と、その心を表しています。
勝楽寺こども園では、一年をとおして 園庭や境内に多くのお花が咲きます。
ちょっと前だったら桜が咲いていて、チューリップが咲いて、タンポポも咲いていて、夏にはヒマワリが咲きます。タンポポはタンポポのままで尊く。ヒマワリはヒマワリのままで尊いのです。赤のチューリップがいいから、全部赤にしてしまおうという事はないのです。赤は赤のままで 黄色は黄色のままで 白は白のままで みんな精一杯自分を表現しています。
お花は一人では大きくなれません。お日様があって、お水があって、大地があるから、すくすく大きくなれます。
子どもたちも同じです、太陽や水は、お家の方や、先生たちかな。そして大地は、見守っていてくれるコミュニティー家庭やこども園です。
子どもたちは多くの愛情によって育てられ、唯一無二の個性を花咲かせ、代わりのきかない尊い命を精一杯輝かせています。
私たちは、保護者の皆様と共に 子ども達の幸せを願い みんなの心の代表であ る 仏さまのように、思いやりを持ったONLYONEの個性を輝かせて これからも元気に過ごしてくれることを願っています。
園長